『せっ先輩がっ‥‥』
泣いてるせいでうまく話せない。
「オレ?!えっ!!」
思い切って、氷を目から離して、
『浮気ぃ〜〜‥‥‥うぇーん!!』
アタシの中で膨れ上がっていた不安の言葉を、ついに口にした。
「はいぃ?」
何言ってるのって顔の先輩。
『だってだって‥‥グズッ‥‥一緒に帰ってくれなくて‥‥‥それは浮気だって‥‥ふぃー‥‥』
「まって?浮気!?オレが?!」
大きく頷いた。
「なんでそうなった?一緒に帰んなかったから?」
困っている先輩。
『だって‥‥‥浮気してるかと思って‥‥』
うーん‥‥‥と、うなって先輩は、走って行ってしまった。
ちょっ‥‥
ちょっと先輩‥‥?
アタシもしかして本当に捨てられたの‥‥‥?
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