先輩とアタシ




〜♪


《小夜ちん!?》



すぐに出た。



少し緊張する。



『遅くなってすみません。』


《いや。大丈夫!電話くれないかと思ってたから(笑)!》


『そんなぁ〜!』


優人さんがアタシの緊張を解いてくれた。




《さっきはマジごめん。俺焦ってたんだ。小夜ちんが好きすぎて‥自分のものにしたくて‥本当にごめんな?》



『もう大丈夫です!気にしないでください。』



恐かったけど、謝ってくれたから、もう大丈夫。


《ありがとう小夜ちん。それでさ‥‥彼氏が居ないならさ‥》


優人さんが次に言う言葉が、何となく分かって、アタシは


『ごめんなさい。アタシ‥彼氏居ます。』




《えっ‥あっそっか。今日のアイツ‥?》


優人さんの声が震えてるのが分かった。


もしかして泣いてる‥‥?



『はい‥‥。』


《そっか‥‥俺は、どんなに頑張ってもダメかな‥‥っ?》



『はい。すごく、すごーく、大好きなんです‥‥‥ヒック‥‥ック‥ふぇーん‥』


優人さんの切ない声に、アタシの涙腺が、一気に緩んだ。


《そっか。‥‥っ‥‥幸せにね‥?でも、泣かされたら、俺のとこ来てよ(笑)?》


『はいっック‥‥ありがとうございます‥‥ぅぅッ』


こんなアタシを好きになってくれてありがとう。


幸せになります。


《じゃ‥これからも、仲良くさせて?》



『はい!もちろんです!次の大会頑張りましょうね!』


《おう!じゃまた。》


『さようなら。』


電話が切れた。



優人さん最後は、笑顔で良かった。


って、電話だから表情は分かんないけど‥


たぶん笑ってた。


ありがとう優人さん。



携帯画面に、メールマークが。



そういえば尋佳から、メール来てたんだ。



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