先輩とアタシ




夕日の中から、アタシの大好きなあの低い声が聞こえた。



「は?いきなり何だよ?」


怒った優人さんは、ベンチを立って、その人の方に行った。



「だから、そいつはオレんだから?しかも、嫌がってる子を押し倒すなんて悪趣味ですね(笑)?」


「んなっ!彼氏でもないくせになんだよ!」


優人さんが怒鳴ってる。


アタシは、呆然と見つめることしか出来なかった。



そんな呆然としているアタシをその人は、ベンチから立ち上がらせた。



『‥!先輩‥‥?』



大輔先輩が。



なんでここに居るの?



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