「イッキ!イッキにはこれが似合うよ!」

「え~?俺香水嫌いだもんいらね~」

「えー、彼女の好きな匂いつけててほしいのに!」

「気持ちだけでいいって~」



目の前の状況が把握できない私
イッキにひっついてる同じ女の子は
まるでイッキの彼女のよう

それに手繋いでるし…


どういうこと?
理解ができないまま、私はいつのまにか2人から隠れていた


デパートにできた新しい香水ショップ
イッキの香水を選びにきたのに…
イッキは香水嫌いなんだ…へぇ~


「リン!行こう~」

女の子を連れてイッキは歩き出した
私もバレないように二人のあとをつけてみた

デパートを出て進んで行く…
何処いくのかな?とずっと追いかけて行くとある通りに出てきた


「ラブホ街…」


そこで足が止まった
ふたりは進んでためらうことなくラブホに入って行った