メールで会いたいって言うと山下くんは俺もって返してくれた
家の近くの公園で会おうってなって今は待ってるところ!


「ごめん!待った?」

走ってきてくれたのか息が荒い


「ううん!急に言ってごめんね」

「いいよ、俺も同じこと思ってたし!」

「…へへ///」


同じこと思ってたって言うのがなんかこしょばい感じがする

ほっぺがキューってなるの


「佐野…」

「…なに?」

一人の世界に入り込んだ私を引き出したのは山下君
まっすぐな目で私のことをみてくれてる


「俺の名前覚えてる?」

「え?山下くんの?
山下 一輝だよね?」

「うん、じゃーもう山下くんて呼ばなくてよくない?」

「え?」


山下くんはそっと私の手を掴んだ


「リサ、好きだよ」


「…///」


キューってまたなる
なんかすごいドキドキしちゃうし
言葉にされるとやっぱり…うれしい


「い、イッキ…私も…だよ」