「おい、美麗!!お前爆睡だったな」
前の席からひょいと顔を覗かせ
ニヤニヤしながら言うのは池田拓摩。
正直、私はこの人のこと嫌いなんだよね
「あ、うん、眠かったから」
私が素っ気なく答えると琢磨は
「しゃーねーなぁー、俺のノートうつさせてやるよ」
とドヤ顔で言った。
いや、別に頼んでないし。
きもっっっ
「大丈夫だよ、雪音と合コン行った帰りに見せてもらうから」
「え…合コン?」
ショックをうけたように前を向く琢磨にホッとする。
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