大好きを伝えたくて

高校生。

オシャレでオトナで。
小さい頃からの憧れだった。

近所で高校生を見るたび、羨ましかった。かわいい制服に胸が高鳴った。





だから、自分で自分のキラキライメージを絶対壊さないようにしようと決めた。


そのためには知り合いのいない高校を選ぶ必要があった。
なぜなら、中学校ではあたしが限りなくそういう事に気を付けていないコだったから。


あたしは吹奏楽部だった。
そして、吹奏楽に夢中になり過ぎた。

練習に明け暮れていた。
気づいた頃には、たくさんいた友達の殆どと疎遠になっていた。