胸のあたりがモヤモヤした。 疑問ばかりが浮かんだ。 みんな食べ終わり、片付けを始めようとしていた時、女子2人が俺に近づいてきた。 「ねぇ、奏介くん。片付けしないで3人でどっか行かない?」 「片付けめんどくさいしさ!サボろー!」 はっ?こいつらまたやらない気? 俺の中の何かが切れた。 「お前ら、カレー作りだけじゃなくて片付けまでサボる気?綾ちゃんがどんだけ頑張ったと思ってんだよ!!!片付けくらいやれや!!!!!」 俺は、女子2人に怒鳴っていた。