「奏介ー!綾ちゃーん!そろそろ宿に戻ろうぜー!」 その高宮くんの言葉で、私たち5人は宿へ帰った。 3人で自分たちの部屋に戻ると沙彩が私たちに語り始めた。 「高宮くん、かっこいー!顔もなかなかイケメンだし、ちょっとチャラそうな外見なのに話してみると、すんごくいい人で、もう最高ー!!!!!」 どうやら沙彩は、高宮くんを好きになったらしい。 そして、あっという間に宿泊研修が終わった。