そして、あっという間に2週間は過ぎ、今は宿泊研修の宿へ向かうバスの中。 バスの席は自由だったから沙彩と2人で座った。 「綾ちゃん、楽しみだね!大きな行事は肝試しだね!」 そう言ってはしゃぐ沙彩。 2人でそんな他愛も無い話をしながら、持参したお菓子を食べていた。 すると、後ろから騒がしい声が聞こえてきた。