猫の世界と私

「三坂は?俺のこと何とも思ってないの?」

「え……」

「俺の思い違い?」

「……ううん…」

「じゃ、俺の思った通りの解釈でいいのかな?」

「……うん…」

「俺、言葉で言って欲しいな」

「え!!?」

「ちゃんと俺は伝えたよ」

「………き」

「ん?聞こえない」

「瑛祐君のこと、好き…です」

「じゃ、三坂…こっち向いてよ…」



瑛祐の優しい声に、結愛はゆっくりと振り返った。
改めて向き合う二人は、いつもと違う雰囲気で包まれ、いつもと違う視線で見つめ合った。