猫の世界と私

「友達でも、ただの同級生でもないよ」

「………え…」

「三坂と委員長が一緒にいるところを見て、俺は嫉妬してたわけ」

「嫉妬…ヤキモチ…」

「俺は、三坂のことが好きだから」

「………」



想いを伝えた瑛祐の真剣な視線と、真っ赤な顔で涙をにじませている結愛の視線がぶつかり合う。
口をパクパクとさせ、結愛は何かを伝えようとしていた。



「わ…た…し……ないで…」

「ん?何?」

「私を見ないで!」



結愛は掴まれた腕をそのままに、顔だけを瑛祐から逸した。
恥ずかしさで瑛祐を見ることができない。
何よりも、今の顔を瑛祐に見られることが一番恥ずかしい。

必死に抵抗する結愛に、瑛祐は話を続ける。