猫の世界と私

中学三年、秋。

夏休みも終わり、学校イベントの多い二学期が始まった。
この時期は楽しみでもあって、面倒くさい時期でもある。


瑛祐は面倒くさいと思う側にいた。


今年は体育委員。
二学期の学校イベントと言えば体育祭。


この行事に瑛祐が関わっている委員会がピッタリと当てはまる。
と、言うよりも率先して参加しなくてはならない。

夏休みが終わり、始業式が終わったと思えば、途端に体育祭の準備に取り掛かる。


瑛祐は全学年の体育委員の委員長をしていた。


当然話し合いに強制参加決定であり、それぞれの取りまとめをする。

面倒臭いが、今はその準備で大忙しだった。
放課後もゆっくりとする時間はない。


遅くまで残る日が続いた。



「あぁ、やっと終わった」