猫の世界と私

明日、結愛と図書館で宿題をすることに決定した。
瑛祐はすぐにカバンに宿題を詰め、準備万端の状態で椅子にカバンを置く。



「何だかな…いつからだろ、俺…」



結愛への気持ちは自覚している。
それがいつからなのかは分からない。
自然と気持ちが強くなっていった。
今から一年前は挨拶程度の受け答えしかしなかったのに、何が起こるかは本当に予想できない。


そして待ちに待った次の日。


瑛祐は準備万端のカバンを持ち、図書館へ向かった。
外は晴れ。
入道雲が見えるが、夕立の可能性があるだけで雨の予報はない。
日差しは痛いほど強く、ほんの数分で肌が焼けていくのが分かった。

流れる汗が服を濡らしていく。

自然と流れる汗も拭えば拭うほど多くなっていった。



「やっと着いた」



図書館は二階建てで、結構な広さがある。
入口は二箇所で、待ち合わせはカウンターが近くにある出入り口。
そこへ向かうと、既に結愛は待ち合わせ場所に立っていた。

慌てて瑛祐は結愛の元へ駆け寄る。