『…はっ、』 気づいた時には首に片手が挟まれていた。 強く握られたあたしの首はうまく空気を吸い込めなくなって、それでも必死に呼吸しようとする。 〈…いいこだね〉 “あの人の声”がフラッシュバックした。 〈いうこと聞かない子は、お仕置きが必要だね〉 あの日常の欠片がよみがえる。 『…いや、…だっ』 さっきとは比べ物にならないくらいの恐怖があたしの全身に伝わって、視界はどんどん霧がかかったみたいにかすんでいく。 かすんだ視界からみた峰岸蓮が、完全にあの人とリンクした。