【短】うしろの席の鈴木くん。



「もうそろそろチャイム鳴りそうだし

教室戻らなきゃ……」



よりによって鈴木くんは私のうしろの席

ちょっと離れてるならまだしも

うしろって……


そう考えながらトイレから出て

教室へ戻ろうとしたとき



「かいちょー」


「………………っ!」



こっ、この声は………




「ちょっと面貸して」



むっ、むりっ……!

怒ってるんだか笑ってるんだか

よくわからない表情だし…!


鈴木くんの顔を見ないように

その場から立ち去ろうとすると



グイッー


「………………!?」



鈴木くんに手首を掴まれて

私はあっけなく捕まってしまった