彼は少しうつむいて笑った


「....5回目」


「....へ....」


何?みたいな感じでキョトンとしている彼


「私の前で笑ってくれたの5回目だよ」


「莉緒の....前で?俺そんだけしか笑ってねぇのか」


「あははっ、いいんだよ別に!これから増やしていくからさっ!」


自分の顔の前でガッツポーズをして見せる


そしてまた彼は笑った