太めの針が私の体に入り込んでくる


血が抜かれているんだ....なんかわかる


そして数秒後、太めの針が私の体から出ていった


「はい、終わりましたよ、待合室でお待ちくださいね」


正方形の白いテープを刺した場所に貼ってもらい母と待合室に向かう


その時も母は私の背中をさすってくれていた


「大丈夫だからね。心配することはないよ」


「....うん」