「電話で話したように12月2日午前1時26分息を引き取ったそうよ....うぅっ....」


「母さん........」


再び座り込むお袋さんの肩をそっと支える親父さん



「莉緒....?............本当................なんだ........」


莉緒の手を握った真友って子が小さくつぶやいた


「君たち、これを....」


泣いているお袋さんから莉緒の遺書をもらい代わりに親父さんが二人に渡す


「これは....?」