「莉緒、ありがとな」


俺は泣きながら莉緒の冷たい体を抱きしめた


「............莉緒!!」



叫びながら入ってきたのは単身赴任していた莉緒の親父さん


血相を変えて飛び込んで来た親父さんに一礼する


すると向こうも一礼してくれて莉緒の傍に向かった


「莉緒....久しぶりだな」