俯いて渚くんの手を強く握る


すると暖かいものに包まれた....


「渚くん....?」


「....っ.....ありがとう....ありがとう莉緒....」



「渚くん........」


彼の背中にそっと腕を置いて抱きしめ返す


私達は数分間そのままの状態でいた




「ねえ、渚くん、外行かない?」


「え、外?」