…眩しい。 光一は窓から差し込んだ強い日差しで目が覚めた。とても寝心地の良いベットを独り占めしていただけあり、やけに気持ち良い目覚めだった。 何せ昨日は、いや…、正確には明け方までミカと遊んでいたのだが、さすがに疲れてしまったからな。 光一は周りを見渡してミカを探す、すると、テレビの横で床に転がっているミカを発見した。 よく、あんなとこれで寝れるもんだと感心しながらも、
「お~い、朝だぞ。 そんな寝かたしてると、後で体が痛くなるから起きろ。」
光一はベットから降りてミカを起こす。
「ん…、ここは? 何で私床で寝てるの? お兄ちゃんもしかして徹夜した?」
さすがに十代は体が柔軟なのか?全く体の痛みを訴える事無くミカは起き上がる。とは言え、その表情は実に眠そうだ。「いや、俺もちゃんと寝たよ。 けど、今さっき起きてから目が冴えちまってな。 ミカはどうだ? まだ眠いならベットで寝てくれ、どうやら俺がベット使ってしまってたみたいだからな。 するとミカはそのまま立ち上がり、