『ああ。俺は美遠だ。よろしく頼む』 どんなときも男として振る舞う。 そのおかげで今までばれたことは一度もない。 「美遠様…いいお名前ですね!あの、お礼がしたいので、ぜひうちの甘味処にお越しいただけませんか?」 甘味か…久しく食べていなかったな。