今日…迎えに来てくれるかな。。


私は昨日のこともあって、勇大君の気持ちが離れちゃったんじゃないかとっても不安だった。



でもそんな心配は必要なかったみたい。
リビングのドアを開けると、
そこには勇大君がいて

「昨日は、本当にお世話になりました。」


「もぉ、いいのよ〜!

私こそ、クロエにつれられてあんな勝手なことして、ごめんなさいね?」


「いえ…」


「鈴乃さんとは、ちゃんと話せた?」


「はい。

お陰様で、お互いに今まで話せなかったこととか話せて…
本当に感謝しています。」


「…じゃあ、仲直りできたの?」


「え?

!クロエ!

…うん。できた。クロエのおかげで…

ありがとな。」


「ううん。

よかったぁ〜!」


私は今の思いが全部現れたんじゃないかってくらい、精一杯の笑顔になった。

すると勇大君は驚いた顔をした後、少し苦しそうな顔をして、それから私から目をそらせた。


何??今の…