You are The One.

「ママー、ちょっといーい?」


「あら、なぁに?」


「ねぇ、Nina(ニーナ)って雑誌、知ってる?」


「Nina?
ロスに本部があるNinaでしょ?

知ってるけど…
それがどうかした?」


「あのね、実は、勇大君のお母さんがね…」


「まぁ!

勇大君のお母さん、Ninaの編集者なの?


勇大君って、苗字なんだったかしら…」


「新川…だけど。」


「まぁ!!

じゃあ、ママとっても仲良しよ!

鈴乃さんでしょ?」


「うん!


でも、どうして知ってるの?」


「ママの働いてたブランドがNinaによく載せてもらっててね、鈴乃さん、まだ英語が得意じゃなかったから、私がよく教えてたのよ!

確か日本に子ども置いてきたって言ってたけど、まさかその子が勇大君だったなんてね…

びっくりだわ。」

「私もびっくり!

ねぇ、じゃあ、電話…できたりする?」


「…まぁ、クロエ。

あなた他人の家のことなのに…


って、言いたいところだけど、ママもそういうの好きだから、協力してあげるわ!」


「ほんと?!」


「えぇ。」