You are The One.

「えーっと…


そんなに重くとらえないで?


昔のことだし、今はね、花梨ちゃんや美月ちゃんと友達になれて、勇大君にも出会えて、毎日ハッピーなんだよ?」


「…なんで、さ…なんで、クロエはそんなに明るくいられんの?


どっかで、今まででのこと思い出して、辛くなることぐらいあるだろ?」


それは…


「俺もさ、クロエ程じゃないけど、思い出したくない記憶があるんだよ。


思い出したくないのに、思い出す瞬間ってあんだよ。


そういう時、やっぱ辛い。


なのに、なんでそんな…。」


ガタっ!きゃっ!


急に勇大君に抱きしめられた。


「なぁ、抱え込むなよ。


俺の前では、素直にいろよ。


…なぁ。


俺じゃ、守ってやれないかな。。」


…どういう意味?


なんで、抱きしめられてるの?


心臓バクバクだよ!


お願い、離れて…


私の鼓動が伝わる前に…