そして、赤ちゃんを抱いた看護士がゆりの元へ戻っていった。 オレは安心感から身体全体が脱力し、崩れ落ちるようにまたさっきと同じ椅子に座った。 まだいまだに信じられない感もある。 探し求めていたゆりに再会することができたなんて・・。 このオレが今さっき人の親になったなんて・・。 正直、実感なんてない・・。 だけど、あの柔らかくて触れると壊れそうな存在がオレを何ともいえない幸せな気持ちにさせてくれた。 オレとゆりを紡ぐあの天使を・・ オレは一生涯守り抜く・・。