「っしゃあ今日ゴリラやすみだって!」

「キター!!!ケータイ出さなくてもいいやん最高かよ!」

私のクラスの男子は低脳、バカ、変態。

「西原休みとか珍しいよねどうしたんだろ」

「逃げ出したんじゃない?うちらに呆れて。」

「だめじゃん。うちら一応、受験生だよ。」

「それな。」


私たちは1時間目の教室へ向かった。

「理科からなんだけど。
まじ終わってるんだけど〜。」

「だるい。しゃべろ。」

「当たり前かよ。」


席は隣。
いつも亜茉は私の隣にいた。


「亜蘭、最近痩せた?」

「まじ?ちょー嬉しいんだけど。」

「体重はかってこん?」

「いいね〜」

保健室に向かった。

「なっつん〜体重はからせて〜」

「緊張するよね体重はかるの。」

「え………3キロ痩せた」

「は?あんたなんか悪い病気なんじゃないの?」

このころは私がこれから見る羽目になる
悪魔に気づいていなかった。