『羚嚶…、あたしの血を吸って』







そういうと 羚嚶は「お望み通りに」と牙を光らせあたしの首筋に牙を埋めた。


『あぁ…ッ、羚…嚶ぉ ッ』


あまりに激しい痛みに意識を
手放しそうになり羚嚶から離れようとする。が、羚嚶はそんなこと許してくれるわけでもなく。



「俺を拒むな。痛いのは最初だけだ。
後は 快楽が襲ってくる。
愛璃、俺を受け止めろ」



そういってまた首筋に顔を埋めた。