は?


何言ってるの?


そんなの私どうしたら……。




“大丈夫。この本の主はあなた。あなたがこの本に命じれば、きちんと言うことを聞くわ。”




 




聞きたいことが山ほどある。


この状況も謎すぎるし。


それに、私の考えてること全部分かるみたい。


とにかく、今はやってみるしかない。





ふと隣を見ると、志帆も困惑した顔で青い本を見つめていた。


何が起こっているのか分からないけど、私達なら大丈夫だよね。