【実侑side】



ベットの隣にあるカーテンの隙間から



チラチラと太陽が降り注ぐ。






ああもう朝か…




私はムクッと起きて携帯から充電器を外して



時間を確認する。




9:14…




欠伸をしてベットから降り



茜がまだ寝ていることを確認してから



一階に向かった。





一階に行くと誰かに腕を掴まれた。




「きゃっ…」



「お前起きるの遅せぇんだよ」





この声は…




顔を上に上げて見ると



やっぱりと思った。




「なんでいるの?恵」