空恋 ~君が残したメッセージ~




「何それ。意味わかんね」



「わ、私だって色々考えて…」




私がまだ話途中なのに恵は


ソファーに座っている私の横を


ドカッと座った。




な、何…?




恵はソファーの前にある机の上から


リモコンを取った。




そしてこっちをチラッと見て



ボソッと呟いた。






「あっそ」




むっ。


この言い方しかなかったの?



もっと良い言い方あるでしょ?!



もう、なんなのさ。