「あ、私はこの愚弟の姉で蘭。よろしくね。 んで、これが恵」 チラッと恵くんのほうを見ると 顔を反らされてしまった。 やっぱりさっきの事怒ってるかな…? そりゃそーだよな… う゛う゛…………… 「あー気にしなくていいよ。 てかあんたもいつまで引きずってんのよっ!」 ゴンッ 落ち込んでいた私に気付いたのか 私を励ましたあと さっきよりも強烈なパンチで恵くんを殴った。 よ、容赦ないな。蘭さん…