そんなこと親に言えるはずもなく ずっと我慢していた。 でもそれも限界が来た。 いつものように車で送ってもらったら 昇降口には行かず 学校の裏門から抜け出した。 とにかく今日1日でもいいから 自由が欲しかった。 …今日だけは。 裏門を抜けたあと 見つからないように行き先も分からないまま 走り出した。