見渡すかぎりに森森森。 緑しかないその町は 私にとって退屈でしかなかった。 父親はその森を買って家を建てたと言って 森の中にポツンと私の家がある。 家からの眺めは悪くはないが 家から学校までが遠すぎるので 毎朝車で送ってもらっていた。 そのためか クラスの女子が 気に入らなかったため 私は陰湿ないじめをうけた。