──「はい、終わり」




「ありがとうございました」






「うん、綺麗に縫えてるから安心して?」







「……はい」







「ありがとう。オペ直後なのに」







「だから俺は切っただけだってば。


じゃあ一週間そこらでまた来て。今度は外来で」








「うん。わかった」









「……じゃあ俺行くね。」








「ありがとう」









港くんがでた部屋は、二人の沈黙を続かせた…、





だけど