その薬を飲んで、吐き気は治まったものの、突然の熱に戸惑うばかりな私だった。 夕飯を作っていたら、突然の激しい頭痛に手を止めることになって。 その場にしゃがんで治まるのを待っていた。 だけど一向に治まる気配はなくて。 その時、カチャリと音がした。 「ただいま……って陽?」 荷物を置いて側に寄った港。 私の隣にしゃがんで顔を覗き込んでいる。 そんな港の胸に体を預けた私。 頭痛の波が激しくて、港のワイシャツを握った。