タオルで口元を押さえて車の中で気分を落ち着かせていた。 「…陽ちゃん?ついたわ」 と言って目を開くと、 「………病…院?」 「薬もらってから帰りなさい。ね?」 「…いや、大丈…」 「酷くなる前に診てもらった方がいいわ。私もついて行くから」 「あ、あの…結構です、私1人で行きます」 咄嗟に車を降りて、頭をぺこっと下げてから院内へ向かった。 だけど…… 「……どうしよう」 やだ、病院なんて。 …