蒼が「ついた」と私を降ろしたのは、高島先生の診察室。







「蒼先生ー。……季蛍辛そうですね?」








奥から出てきた高島先生が、私の口元を押さえていたタオルを取る蒼に言う。








「ッゲホゲホッ…」








蒼が私の手から取ったタオルが欲しいと、手を伸ばすけど








「すぐ診てもらうんだから。」








と呆気なく拒否される。