そんなある日。
帰宅した俺は、季蛍の叫びで慌てて家に入った。
「だから言ってるじゃん!!作らなくていいんだってば!!」
愛優に対して叫ぶ季蛍。
「なんでよ、なんで私が怒られなきゃいけないわけ?」
「はいはいはい、わかったから。……季蛍。落ち着け。
……愛優、部屋戻ってな」
いつもなら喧嘩などしない2人だけど。
今回は、叫んだ季蛍が原因なんだろうけど。
「だって、ッハァ、ハァ、……ハァ、」
「わかった、わかったから。」
「ッ……………」
「落ち着け。……叫んだって何も変わらないだろ。」
「も、………ッわかんない」
「いいから落ち着けって。………大丈夫だから」


