「果織ちゃんしばらく様子見ね。 ……あ、そーれーと。 今日一日は病室からでるの禁止ね。点滴するから」 「ええぇ……」 「大人しく病室にいること。」 「…はぁーい」 「よし、頑張った。果織ちゃん」 クシャッと頭を撫でてあげる蒼先生。 果織ちゃんも嬉しそう……。 「じゃあ俺戻るね。また呼んで。」 看護士に言った蒼先生は部屋を出て行く。 「ほら、忙しそう。すぐに次のお仕事あるんだね」 「ねー…すごいよね、蒼先生」