───「じゃーあ、様子見ねー。 島内さん、ちょっと気にしてあげて」 「はいー」 大分薬で楽そうになった果織ちゃんが、ベッドに横になりながら俺を見上げる。 「……蒼先生、今日白衣じゃないの?」 喋れるほど落ち着いたらしい。 「ん、うん。」