そのあとすぐにお風呂から出てきた季蛍。






「季蛍、今俺病院行ってくる。季蛍は家で待ってる?


今患者さんがピーク迎えてて、季蛍にもできれば来てほしいって言われてたけど、無理するな。




……とりあえず俺行くよ」










「私も行く!!」









「……だって」










「大丈夫。7度だから。………そんなに怠くないし」









「……そう、じゃあ行こう。髪…」









「いーの、そんな時間ないんだから」





素早く支度して、濡れた髪を軽く拭いた季蛍が髪をまとめる。









そのまま車で病院へ急いだ。