「………1つ聞いていい?
……なんでベッドに高島寝てんの?」
「あー、高島さっきぶっ倒れたの。9度8…かな、熱出して。
陽さん座れなさそうだし、高島にどいてもらうね、今」
苦笑いの蒼が立ち上がって高島の体を叩く。
「起きろー。高島」
「………」
「こーらー!!高島ー。邪魔」
………邪魔って。
「患者さん来てるぞ。ったく、起きろって」
とか言いつつ眠り唸りする高島の額に手を触れる蒼。
「………ったくー、上がってんだよ。高島。
ほーら!!起きろって」
「…んんー」
「ほら。高島、邪魔」
「んぇ?……あー……はいー…」
「って寝るな。……隣の部屋行って。ほら」
「……蒼…せん……せー」
「早く。邪魔だってば」
……邪魔を連発する蒼


