────「陽、呼ばれた。……痛いの?どこが?」 「んー……ッ」 眉をひそめて唸る陽だけど、頭痛なのか、それとも他のところが痛いのか… わからない。 そのまま陽を抱えて診察室へ。 「…あッ。蒼」 「……俺っていつも陽さん診る気がする」 と、笑う蒼。 「…はは、そっちの方が助かるけど」