「蒼先生お疲れ様ですー。あ、季蛍先生もお疲れ様です」
「お疲れ様~」
「やだやだやだやだ」
「あれー?蒼。……季蛍さん連れてどこ行くの。なんかすごい怖い顔してるけど」
と、廊下であった芙羽が白衣を脱ぎながら言う。
「ちょっと。……隠し事を発覚するために」
「……怖い怖い。………まぁお疲れ様~」
「お疲れ様」
診察に入り、医師が座る椅子に季蛍を座らせて、俺は患者用の椅子に座る。
「……白衣、脱いで」
「やだ」
「脱がないと帰んないよ。……確認するまで俺は帰んないからな」
「…いいよ?別に」
「季蛍」
「…………だって」


