「ほんと、かっこ……」 我慢できなくて、唇を奪った。 「んッ!!」 だけどすぐに、背後から咳払いが聞こえて恐る恐る唇を離す。 「………キスしてる場合があったら病院に連れていきなよ」 苦笑いの港と、顔を手で覆う陽さん。 ………すっかり忘れてた。 ここ、港んち。 「………ごめん」 「…ほんと、愛しすぎ」