なるべく早歩きしているのに、怠いからかあまり進んでいない。 その間に天気予報をパパっと見てしまおうとカバンに手を突っ込み歩いた。 だけど、どんなにあさても携帯電話はない。 嘘でしょ……………? 何かあってまた連絡が来るかもしれないのに、携帯電話を家の玄関に置き忘れる… 最悪…… だからと言って戻っている暇もない。 なるべく早く病院に行こうと、足を早める。