ぼーっとしつつ、急いで着替えた。






何も食べずに家を飛び出す。







「うッさぶい…」









予想外の気温に体を震わせた。








「……でも…まぁいいか」








時間が押していることもあり、そのまま鍵を閉めた。








車は蒼が乗ってってるし…。








だからと言ってこの怠い体で歩ける自信もないし。








商店街を少し通り抜けた所にあるバス停から、病院に向かうことにした。