ただ、この次の日が問題で。





治療も診察も拒否し、看護士が触れるのさえ嫌がる果織ちゃんの様子を聞いた蒼先生。







俺はその隣で看護士と蒼先生が話すのを聞く。








「……果織ちゃん、なんだか追いつめてるみたいで。点滴やったって結局治らない!って泣いてました。


……入院してても意味ないんだ、とか言って…多分これまで我慢してたんだと思いますけど」








「………嫌になっちゃったのか。…まぁよくあるよね。


……行ってみようかな。あ、高島そのファイル目通しといて」








「はいー、了解です」